はじめに
ネットショップを始める時には、住所と電話番号の登録が必要です。
これは法律(特定商取引法)で定められていて、
消費者に商品やサービスを提供する時に適切な情報を提供することが求められています。
住所、電話番号は、事業を行う上で、トラブルが生じた場合や消費者から問合せがある場合の対応等に備えるためのものです。
ただ、自宅の住所を公開するってなかなか抵抗ありますよね。
女性の場合は特に不安に思う方もいらっしゃるかも。(ストーカー被害とかあるしね)
この記事では、ネットショップを始める上での住所登録について考えていきます。
ネットショップ運営における住所登録の必要性
ネットショップを運営する上で、住所登録は必ず必要になってくる項目です。
例えば、メルカリShopsで販売していく場合や、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの
ECサイトを利用する時には必ず登録が求められます。
自宅の住所を公開したくない場合の対処法
でも自宅の住所ってさ・・・個人情報をECサイトに晒したくないなぁ・・・。
そんな方でも大丈夫!
自宅の住所を公開しないための対処法もあります!
1. バーチャルオフィスの利用
自宅の住所を公開することに抵抗がある場合は、バーチャルオフィスの利用が一般的です。
バーチャルオフィスとは、個人の住所とは別に、ビジネス専用の住所を借りること。
実際にそこで仕事をする場所ではなく、登録用の住所だけ借りるイメージです。
事業用の物件を契約するのもアリですが、物件を借りるとなると安くても10万弱の費用がかかってきますよね。
最近は住所貸しのビジネスも盛んなので、場所はいらないけど住所だけ欲しい方は、
バーチャルオフィスの利用がおすすめ!
バーチャルオフィス宛に届いた荷物の転送もしてくれるので、
自宅の住所を公開することなく、ネットショップを運営することができます。
私が使っているのはここ▶︎【レゾナンス】
銀座に住所を持ちたかったので(ミーハーゴコロ笑)、ここに決めました。
将来的に法人登録したい場合も対応しています。
私は今は1,650円(ひと月あたり)のプランにしていたけど、
契約更新のタイミングで990円のプランに変更予定♪
2. レンタルオフィスの利用
レンタルオフィスは、バーチャルオフィスと異なり、実際にビジネス専用の場所を借りて、
そこを住所として登録することです。
家具や設備が整っているので、すぐにビジネス利用したい方にはおすすめ。
ただし、数百円〜数千円で借りられるバーチャルオフィスとは違い、
やはりお値段はそれなりにお高くなってきます。
代表的なレンタルオフィスだと、この辺りでしょうか▼
レンタル・バーチャルオフィスの世界最大手ブランド 【Regus (リージャス)】
3. 郵便局の私書箱の利用・・・はNG!
私書箱とは、郵便物を受け取るための個人専用の箱のこと。
「郵便局の私書箱」で住所登録できないの・・・?と思われる方もいらっしゃるかも。
残念ながら、私書箱を住所として登録することはできません。
Q19住所表示については、登記簿・住民票記載の住所や、実際に活動している住所を表示する必要があるとされていますが、郵便により連絡をとることが可能な私書箱表示でもよいでしょうか。
A19特定商取引法での「住所」とは、会社の場合には本店の所在地等、営業上の活動の拠点となる場所を指すものです。私書箱を表示しても、このような場所を表示したことにはならないので、「住所」の表示をしたことにはなりません。
https://www.no-trouble.caa.go.jp/qa/advertising.html 特定商取引ガイドより
まとめ
ネットショップ(Amazon、メルカリshops、楽天、Yahoo!ショッピング、shopifyなど)を始めるには、住所の登録が必要になってきます。
自宅の住所を公開することに抵抗がある場合は、バーチャルオフィス、レンタルオフィスの利用がおすすめ。
自宅の住所を公開することなく、スムーズなネットショップ運営を!
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