【2023年最新】Toreruで商標登録のやり方

Amazon

はじめに

Amazonで自分のオリジナルブランドを販売する時に必要になってくる「商標登録」
商標登録を行っておくことで、Amazonの「ブランド申請」ができるようになります。
この記事では、Toreruで商標登録を行う方法について紹介します。

その他、Amazonでオリジナルブランドを販売する時にやっておくべきことは
こちら▼の記事からどうぞ!

Toreruとは

Toreruは、面倒な商標登録を簡単に手続きできるWebサービスです。
オンラインで簡単に商標登録を行うことができ、低コストでの登録も可能です。

商標登録の手順

登録までのステップは、大きく4つ!「調査」が一番重要になってくる項目です!

  1. Toreruアカウント作成
  2. 調査申し込み
  3. 調査確認
  4. 出願申し込み

①まずはブランド名の商標を確認しよう

調査に進む前に、まずは自分が作りたいと思っているブランドの名前が、
既に他の人に取られていないかどうか検索します。
簡易に検索できるサイトがあるので、まずはここでサクッと調べておきましょう。

J-Plat Pat のサイトを開くと以下のような検索画面が出てきます。
「商標」のボタンにチェックを入れて、登録したいブランド名を検索してみましょう。

例えば「スターバックス」で検索してみます。
合計338件の出願が確認できました。
こうやって名称が既に取られていると、自分のブランドとしては使えないわけです。
まぁ、スターバックスで商標を取ろうとする人はいないと思いますが笑

出願の際には下図にある「区分」も重要になってくるので後でご説明します。

②Toreruに登録

①で商標が出願されていないことが確認できたら、いよいよブランド名の商標登録開始です!
まずはToreruに新規会員登録して、アカウントを作ります。
会員登録は無料です。(出願には費用がかかります)

Toreru

②商標の登録

登録すると、次のような画面になります。
私は既に何件か商標の調査や出願を行っているので、3件分並んでいますが、
初めて登録する方は「新規商標」の欄から登録を開始します。

▼新規商標を開くと、このような画面が出てくるので自分のブランド名を保存しましょう。
デザインとしてロゴが決まっていなければ「文字商標」の方でOKです。


保存するボタンを押すと、▼次のような画面になります。(この段階ではまだ費用は発生しません)
ここでもAIによる簡易調査のツールがついているので、チェックしてみてもいいかも。

AIの簡易チェックもOKだったら、いよいよ調査に進みます。

③商標登録の可否の調査 ★ここが超重要★

調査依頼の画面に進むと、氏名や社名(屋号)など、
必要項目の入力欄が必要になってきます。
この「登録できそうかどうか」の調査は弁理士さんが行うので、
Toreruに料金を支払う必要が出てきます。調査1件につき、10,780円(税込)です。

調査申し込みの前に▼の画像のように
「電話ヒアリング」のオプションが付けられるようになっています。
これ!!絶対つけた方がいいです。

というのも、商標は「区分」が超重要。
商標を取れる可能性があるか調査する前に、弁理士さんに相談することができます。
「どのような商売なのか」「どの区分で申請するのが良いのか」その他、
わからないことを親切に教えてくれます。

区分とは

商品やサービスの、カテゴリのことです。
1類〜45類まで分かれています。
例えばアパレルでも、「洋服・帽子・靴」は25類、
「かばん・財布」は18類にカテゴライズされています。

④調査結果の確認→出願

調査を依頼してから、2〜3日で結果が届きます。
判定はA〜Cまでに分かれています。

A:登録可能性が高い

B:登録可能性は五分五分

C:登録可能性は低い

これに加えて、他者が既に取得済みの商標で似ているもの、
リスクがありそうなものも一覧表として調査結果を出してくれるので、
確認した上で出願しましょう。

出願にかかる費用は、区分ごとに異なります。
1区分 10,780円
2区分 21,560円 と、区分が増えるごとに増えていきます。

⑤出願番号をゲット!

出願を終えたら、7営業日ほどで「出願番号」が届きます。
この番号があれば、商標登録が終わるまでの期間でも
Amazonにブランド登録することができるようになります!

商標取得までにかかる費用

商標登録を行うまでに、Toreruでは下図のような費用がかかってきます。
結構費用がかかるな〜と思われるかもしれませんが、
これでも結構安い方!先ほどの「区分」が増えるごとに費用もかさんで行くので、
慎重に見極めたいですね。

将来的に商品やサービスが増えて、区分の追加が必要になった場合も、
取りたい区分で商標が取られていなかったり、類似の可能性のある商標がなければ、
追加で取得も可能ですよ。

まとめ

個人で行おうとすると、結構厄介で時間のかかる商標登録。
Toreruを使用することで、ほとんど手間もかからず、簡単に商標登録を行うことができます。
商標登録は、早い者勝ち。
Amazonでブランド登録する際には必ず必要になってくるので、オリジナルブランドを販売する方は
まず商標を取得しておきましょう!

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